Yearly Archives: 2020

26 05, 2020

1.9. For-loops

2020-07-06T13:03:54+09:00Python Tutorial|

 繰り返し似たような作業を実行させるときには、forループを使う。書式は微妙に違うがC/C++やJava、その他の言語でも頻繁に使う構文だ。ただNumPyを上手に用いるとforループを使わなくても同じことができる場合が多く、実際のところforループを使わないでNumPyを利用した方が圧倒的に処理速度が速いので、NumPyに慣れてきたらなるべくforループを使わないように頭を働かせることをお勧めする。

21 05, 2020

1.6. Graphs

2020-07-01T15:17:38+09:00Python Tutorial|

1.6. データの可視化¶ データの可視化に便利なmoduleはたくさん存在するが、入門者向けにはmatplotlibが簡単で覚えやすいだろう。まずmoduleを読み込んで簡単なプロットをしてみる。 In [1]: import matplotlib.pyplot as plt import numpy as [...]

20 05, 2020

1.5. 1D Array

2020-07-01T15:17:27+09:00Python Tutorial|

1.5. 一次元配列とその操作¶ pythonの標準ライブラリー(python本体)には配列を扱うlistが用意されている。普通のアプリを作成する場合にはよく使うのだが、科学技術計算に使うためには、計算の利便性と高速化の面でlistは適さない。数値計算、科学技術計算用では、NumPyに用意されているndarrayというdata typeの配列が広く使われている。このndarrayは、行列、ベクトル計算用の高速アルゴリズムに最適化されていて、NumPyやSciPyで提供されるさまざまなfuntionが利用できる。さらにはデータ解析モジュールのPandasや機械学習モジュールのscikit-learnでもndarrayが使われているのでデータサイエンスでは必須の配列である。  まず$0$から$9$まで$10$個の数字を要素に持つベクトルを作ってみよう。 In [3]: import numpy as np x [...]

20 05, 2020

1.4. NumPy/SciPy

2020-07-06T11:57:08+09:00Python Tutorial|

      1.4. NumPy/SciPy¶  python本体(標準ライブラリー)には、数学/物理に使える関数はほぼ何も定義されていないので、python本体だけでは数値計算はできない。一般的にコードを書くときにはpython本体だけでなく、さまざまなモジュール(module)を必要に応じて追加(インポート, import)していくことになる。数値計算では、NumPyという非常に強力な数値計算モジュールが用意されていて、数学で使える基本的な関数はほんどすべて揃っている。今後講義でコードを書くときは、ほぼ100%、NumPyを使うことになるし、pythonを使っている科学技術計算、機械学習を含むデータサイエンスでは常にNumPyを用いていると思っていい。それほど重要なモジュールである。</br>  SciPyはNumPyを基にしてさらに高度な数値計算が可能なモジュールである。ざっくりいうと上位互換と思っていい。公式に細かい使い方が書かれているので、functionのargumentや「こんな関数ないかな」と調べるときに参考にするよい。公式なので当たり前だがgoogleで検索して出てくる適当なサイトより網羅的にかつ正確に書かれている。  モジュールを取り込むにはimportを使う。以下のように、numpyをimportしてnpと省略するところからすべてのコードが始まる。 In [1]: [...]

19 05, 2020

1.3. Python Data Types

2020-07-01T15:17:11+09:00Python Tutorial|

1.3. pythonのdata type(データ型)¶Pythonの変数にはいろいろなdata type(データ型)があるが、最も基本的なタイプとして int(整数) float(浮動小数点数) string(文字列) boolean(ブール) の4つがある。ある変数がどのtypeになっているかはtypeというfunctionで調べられる。 In [1]: [...]

18 05, 2020

1.2 Variables

2020-07-01T15:17:04+09:00Python Tutorial|

1.2. 変数の定義¶ コードの中で、変数名 = 値 と書くと、メモリのどこかに「値」というデータが「変数名」(Variable)という名前がつけられて保存される。「変数」や「値」のこと(*や/などの演算子以外のもの)をコンピューターの用語でOperand(オペランド)という。なおpythonではどんな環境でもエラーメッセージは英語で表示されるので、プログラミングの基本英単語も覚える必要がある。本講義でも適宜英語を併記する。  変数に使う大文字と小文字は厳密に区別される。「値」の中身を画面に表示したいときは、printという関数(function)で出力できる。 In [1]: a = 1 print(a) [...]

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