東北大学 大学院理学研究科の遊佐剛教授、堀田昌寛助教、Quentin France 留学生(仏ソルボンヌ大学大学院生)、Yunhyon Jeong大学院生、神山晃範博士は、NTT 株式会社(以下、NTT)、物質・材料研究機構(以下 NIMS)との共同研究により、
極低温、強磁場環境で動作する走査型偏光選択蛍光分光顕微鏡を用いて、分数量子ホール液体と呼ばれる電子の特殊な状態のエッジとバルクを走る電子の波の動画を撮影することに成功しました。この成果は極限宇宙の新しい検証実験において、ブレーンワールド仮説(注3)やホログラフィック原理(注4)のシミュレーション実験への道につながるものです。 本研究成果は物理学の専門誌 Physical Review Letter(オンライン版)に2025 年8月5日(米国東部時間)に公開されました。